ARIA The ANIMATION #13(終)「その まっしろな朝を・・・」

全員集合しての最終回。
初冬に常夏を描くでもなく、「なっつやっすみ」でもなく、きちんと季節に合っているのが、逆に新鮮。


第2期シリーズの制作も決定したそうで、今から楽しみ。


あー、以下は「原作知らない妄想家が、アニメで見た断片的情報を元に、突如頭の中に膨らんでしまったもの」なので、原作知ってる人の「突っ込み禁止!」な方向でw。


「マンホームに住んでいたときは、『クリスマスはみんなで過ごして、年越しは家族で』が相場でしたが・・・」


とか言ってたけど、日本国内でさえ、「年越しの定番はこれ!」といったものが消滅しつつあるのに*1、マンホーム(地球のことでしょ?)全体で「相場」とされるような習わしがあることに違和感を感じた。
もしかしたら、マンホーム社会って凄く狭くなっちゃってない? 何か重大な障害によって、地球上では居住可能空間や総人口が激減したのかも。


だいたい、物語当初から、灯里の言葉に「マンホームでは・・・」との言い回しが多かった。少なくとも、現在我々が暮らしている地球では、「日本では・・・」や「東京では・・・」ならともかく、「地球では・・・」と一括りに出来てしまうようなことは、そんなに多くはないと思う。この「一括りが可能である」ということは、多様性を失わざるを得なかった何かが地球に起こったことを示唆しているような気がした。
記憶があいまいだが、「野菜を畑で作っていない」とか、「部屋からお日様が見えない」といった様な話があったような気もするし。


まぁ、逆に考えると、「灯里の知っているセカイ*2」が、あまり広くない事の表れなのかもしれないが。


だから何? と聞かれても、「単に頭に浮かんだことを垂れ流した」だけなので*3、オチとか無いんですけど・・・w。


なんにしても、見てて「ホケーッ」と出来る作品で、緊張で身体が痛くなる「D.C.S.S.(特に終盤)」とは対照的に、肩こりが取れるんじゃないかと思えるほどの穏やかなアニメでした。

*1:これ自体は望ましいことだと思ってる。「『紅白歌合戦』の視聴率が・・・」とか言ってる人達って、半分以上の人が同じテレビ番組を見てる様な状態を、気持ち悪い事だとは思わないのかな?

*2:特に、アクアに来る前まで

*3:トラフィックの無駄遣いとも言う