D.C.S.S. 〜ダ・カーポセカンドシーズン〜 #26(終)「幸せの鐘」


アイシアは、空気が読めるようになったんだ!」


アイシアの成長物語としては、自分自身の力で「桜の木の魔法」を解くことが出来るほどに成長し、お婆ちゃんの生き方を理解することで、「魔法使いとしての人生」を始められるまでに至った。
その意味では、ラストシーンで、たとえさくら以外には気づいて貰えなくても、さくらに対して微笑んで見せたように、それはそれで本望だったのだろう。
でも、振り向いたアイシアは最高に可愛かったので、アイシアアイシアらしさを忘れずにいて欲しいね。


私としては、アイシアが主人公だったと思っているので*1、これで終わりにしても良いくらい。「オレ市場(ベンチャー)」での宮崎羽衣株が急騰することになったアイシアの功績は大きかったね。


「もうちょっとだけ続くぞい!」


純一と音夢が恋人同士である記憶を消したところで、純一と音夢を微笑ましく見つめるヒロインズ。そして、アイシアも。音夢は嫉妬する対象ではなかったと言うことなんだろうか。「音夢ちゃんだったから・・・」とはこのことなんだが、ウーン・・・。
実は、最強の魔法使いは音夢で、無意識のうちに魔法という名の呪いをかけているのか? 勝負所では必ず、倒れたり眠ったりしてるし。大体音夢の帰還の辺りからアイシアの「幸せにする」矛先が恋愛方面に傾いたような気も。あえて危機を演出したのか?
さくらやアイシアのように、一線を越えてあがいてしまった者は兄さんの側に居続けることは許されず、初音島を去らざるを得ない。ことり達のようにある意味諦観している者は睨みを利かせつつ、側に寄ることを許される。
エンディングのアルバムに、アイシアの写っている写真が一枚も無いんですが、「心の奥深いところ」にいるんでしょうか。まさか全て焼却処分とか・・・((((;゜Д゜)))ガクガクブルブル。


桜の葉が生い茂る中、純一と音夢の結婚式(第2ボタンの誓い・パイプオルガンヴァージョン)。ジューンブライドか?
受験がどうこう言ってた様な気もするけど、ことりやみっくん達と一緒に風見学園の大学部に進学したのかな?


これで、どんな「曲芸w」を使おうとも続編を作ることは出来なくなったのかな?
まぁ、やろうと思えば出来ん事はないか。例えば、純一が交通事故で死んで、新たな主人公(風見学園大学部の光画部所属)が、学園祭に出展するポートレイトのモデル探しに各ヒロイン達と知り合っていく・・・とか(センチ2方式)。

*1:エンディングテロップも一番上に「アイシア 宮崎羽衣」と脳内補完w