極上生徒会 #26(終)「今日も極上日和」

ちゃんと終わったね。


宮司家当主が「お飾り」の可能性は前回に指摘していたけど(⇒#25 「その声は風にのって」)、まさかその決定機関が「V機関」とは・・・
仰々しい連中が揃いも揃って「V機関」「V機関」と連呼している姿に失笑。さらにその上を行く「V機関執行主席者、桂聖奈(印籠付き)」。
恐ろしいまでの超展開だが、先に「超先生」ことみなも先生脚本の「りの射殺エンド」という超展開を見せられたことでごまかされてしまいそうw。実際「りの射殺」は「えーっ?」と思いつつも、みなも先生脚本と知って一旦納得してしまったし。


りのの父親(ビル・ランドゥ)かと思われたプッチャンの正体は「りのの兄、蘭堂哲也」。どうして「プッチャン」なの?


それにしても、一日にして「御当主がプッチャン、最高決定権者が聖奈さん」という体制を作り上げてしまった。ほとんどクーデターじゃないのか、これ。「宮神学園を不可侵に」とか言ってたけど、最早止める者は誰もいなくなったんじゃない? 実力部隊である金城家までも配下にしてしまってるし。


「いきなり卒業式」とまでは行かなくても、ちゃんと卒業式まで描き、それぞれの名シーン集まで見せてくれる*1サービスの良さ。作画も良かったし。
そして、極上生徒会の存在理由でもある「理事長(奏様)が困っておられる⇒行動」という危険思想(笑)を披露して締めてくれた。


結局最後まで「ヴァーチャル・ペンフレンド」に手紙を書き続けるりのはちょっと哀れかもw


当初の意味不明・不条理ドタバタ劇といった持ち味(笑)を最後まで押し通して、「極上生徒会だし・・・」といった「理解」を得ることに成功したアニメだったのでは。全編通して楽しんで見られました。「繰り返しギャグ」も特徴としてあげられるかな。


やっぱりストーリーものに限らず、ギャグアニメだったとしても最低2クールは必要だとの思いをより強くしたね。この作品が1クールで終わっていたら、「何だこりゃ」といった評価でしかなかったんじゃないかな。

*1:しかも主題歌バック