かしまし〜ガール・ミーツ・ガール〜 #05「やす菜の目に映るもの」
やす菜の「病気」が後天的なものだったとは。このことは両親にさえ話していないのかな?
てゆーか、病院に行った方が・・・。
原因を探ることもせず、「独りで生きていこうと決心する」以外の対応をせず、ただ運命と受け入れてきたのだろうか。
本人が本気で「男の子だから見えない」と思っているのだから、その前提で対処した方がいいのかもしれないが、本当にそうなのだろうか。
「何故見えなくなったのか?」が不明である以上は、「男の子だから見えない」というのも、やす菜の思い込みでしかない可能性が残る。最初に見えなくなったのは父親に叱られてる(?)ときで、「見たくないものを見えなくした」とも考えられる。
単に「男の子だから見えない」という暗示の元で、以後延々と男の子の見えない暮らしを続けてきただけじゃないのか?
逆に言えば、「男の子なのに見える」はずむの登場は、やす菜の自己暗示に揺らぎを与える可能性もあったはず。もし、実際には「男の子だから」ではなく、「見たくないものだから」だとしたら、女の子だって突然見えなくなるかもしれない。「決して消えることのない女の子」として戻ってきたはずが、「決して」ではなくなることだってあり得る。
とまりの事が*1だんだん見えなくなったりしたら、「もしかしてはずむ君のことも・・・」と再び思い悩んでしまうのでは。
あるいは、「はずむ君だけが見えればいいの・・・」なんて展開?
とまりはあんなに一所懸命になってやす菜に異を唱え、抵抗運動を続けてるのに、はずむには相手にされていないし・・・。朝なんかすぐ横にいるのに無視ですよ_| ̄|○。
ただ、「はずむははずむだろ」がとまりのアドバンテージだったのに、やす菜にとっても、女の子になったから消える心配がなくなっただけで、やっぱり「(男の子のときから)はずむ君だから」だったことが明らかになったことで、紆余曲折はあっても「やす菜エンド」は決定的なんでしょうか・・・(泣)。
追記
そうそう、やす菜がかつて描いた絵だけど、見る人が見れば*2、心に何らかの問題を抱えてることくらいすぐ分かるはずだと思うんだけど。あの状態で提出されていたんだよね。美術教師は何やってたんだ?