ラムネ #09「ふたりの距離とラムネの瓶」


「初めて先輩と会ったときから・・・」


こんなに幼い頃から想ってきたのか。
佐倉裕美が七海と対をなす存在だったとは思わなかった。Canvas2で言えば、エリスと朋子か(まだ言ってるw。もう半分あきらめの境地なんだけど)。
「もしも・・・」二人は逆の立場になっていたかも知れなかった。太陽になりきれなかった木星か。これは質量だけど、七海の1メートル・裕美の歩いて40分の違いに引っかけるなら、太陽に近すぎた金星か。


割れてしまったラムネの瓶。辺りを探せばせめてビー玉くらいは見つかるのではないか?
それにしても、タイトルの「ラムネ」は佐倉裕美に関するものだったとは。ミスリードなのかな? 七海との間にもラムネにまつわる思い出なりが隠されているのだろうか。


「駄菓子屋さくら」から「デーリーサクラ」に。時代設定は現代なのであろうから、よっぽどの特殊な例を除けば、田舎に引っ越してきて、全く新しく駄菓子屋を始めるとは考えづらい。両親のどちらかが実家の家業を継ぐ事になったのだろう。
とすれば、今さら引っ越す理由は何だろうか。裕美の両親の年齢からすれば、もう一方の親の高齢化に伴って*1、同居することになったのかな。こちらの親はコンビニ化の頃には亡くなっていたのかも。


「いつまでも大丈夫なんて思っちゃダメですよ」
決して脅しではなく、「幸せでなくちゃ困ります」の意味だろう。手を繋ぎ、腕に絡みつく七海だが、これで邪魔者は全員消えたw。いよいよ「夏休み」。二人の間に何が起こるのか。

*1:あるいは介護が必要なのかもしれない