機動戦士ガンダムSEED DESTINY #20「PAST」

「オーブは、その理念は守り通したかもしれないけど、俺の家族を守ってはくれなかった。」
これが彼の行動原理。彼の目に映る世界の全て。


「誰も戦争を、止めることもできない」
そこには所与の物として戦争が存在する。
だから、戦う。守るために。


では、誰が戦争を始め、終わらせるのか?
彼には考える必要はない。いや、考えることは出来ないのかもしれない。
彼にとって戦争とは、どこかの誰かが(バカが)勝手に始めていること。
自分の領域に影響が及んだから対処が必要になったまでのこと。


そして、そのためには力が必要なのだ。