死刑と無期懲役


無期懲役は期限を決めない懲役刑であって終身刑とは違う」といった誤解をよく見かけますが、これは誤りです。


マスコミの影響もあり、世間には無期懲役を過小評価している者が非常に多いですが、 『7年や10年で出所』なんてデータに基づかない全くのデタラメです。


[無期懲役刑に関する誤解の蔓延を防止するためのブログ - 日本の無期懲役とヨーロッパの終身刑の実際〜マスコミの責任の大きさより]


・NC-15 - 日本の無期懲役の実情
http://d.hatena.ne.jp/muffdiving/20070525/1180094525


さっきたまたま見つけて読んでいると、久しぶりに「気絶しちゃうかと思うくらい頭に血が上って*1」、とりあえず何をすれば良いのだろうかとしばし考えて・・・。
でも、今までのことが、仮に風説であったとしても、一旦信じられてしまっている事について、世間の人々を説得するのは至難の業だろうし、ましてそれが理性的・論理的に説明しなければならないことならなおさらだし。
前にも書いたことがあるかも知れないけど、私は半分「日本をあきらめている」人間なので、冷静な議論なんて期待できるとは思っていないのだけれど。


ただ、死刑に賛成だとか、反対だとかの議論の前提知識として、この事について知って欲しいと思ったし、もし良ければ、時間があったなら、少しでも考えてくれたら嬉しい*2
もちろん、データをどう評価するかは論者によって違うのだろうけど、これまで私を含めて沢山の人が考えていたこととはデータの時点で違っていると思う*3


更新頻度激減につき、しばらくはトップページに残るかも知れない。

*1:なのはさんの気持ちが少し分かったかも知れない

*2:珍しく他人に期待したいと思った

*3:これまた珍しく自分が多数派に属していると考えているけど