かしまし〜ガール・ミーツ・ガール〜 #06「お嫁さんとお婿さん」

「言ったはずよ、『告白する』ってそういうことだって・・・」


もし駄目だったら、もう友達には戻れないかもしれない。あゆきが言っていたのは主にこっちの話。
でも、逆に考えれば、その娘と恋人同士になれたとしても、思いを寄せてくれている他の女の子とは疎遠になってしまうことでもある。
そりゃ、とまりが「何が何でも奪ってやる!」とばかりに、はずむとやす菜がくっついた側からガツガツと迫ってくるような娘なら話は別だけど。


とまりは決してそんな女の子じゃない!
もう痛くて痛くて・・・(号泣)。
横で見ているあゆきにはそれが手に取るように分かってしまって。ただ、牛乳パックを握り潰したあゆきを見ていると、「それだけじゃないんじゃないの?」と思ってしまう。とまりの行動を歯痒く思っているだけなのだろうかと。


「舞台に上がるのを選んだのはあなたでしょ」
そう、あゆきは決して自ら舞台には上がらない。努めて客観的な意見を述べようとしているその言葉は、自分に言い聞かせているようにも思えてくる。
決して表情を変えてはならない。自分の本心を明かしてはならない。まるで、そう言い聞かせているようだ。
でも、それはただ立ち止まって、現在を保持したいだけなの? はずむにやす菜、そしてやや遅れてとまりが、前に進もう、舞台に上がろうとしている。あゆきはそのままその場所に居たいだけなの?


って、うぎゃぁぁぁーっ! 鈍ちゃん*1ばりの「バナナシュート」が自分の顔面にっ!
いかんいかん。こういう事書くと必ず自爆する羽目になるんだよ・・・orz。


あの・・・、話を戻しますw。


やす菜ちゃんもとまりちゃんも両方好き(大切・一緒にいたい)」と来たもんだw。佳奈様的にはどう思ったかねぇ。「男が言うのは許せないけど、女の子だし・・・」てな感じか。
「女の子になっちゃった」はずむだけど、結局の所やす菜もとまりもはずむのことを「男の子」として見ているわけで、これは決して百合ではなくって。だから、「二人とも好きなんじゃー!」は、本来なら外道発言のはずなんだが・・・。可愛らしいはずむが言ってるから許してしまいたくなる・・・のか?


ところで、「お前何言ってるのか分かってるのか?」は、やす菜に向けても使われていたね。「一旦振って傷つけておきながら、いけしゃあしゃあと友達面してる」。今回は、「好きな女の子と両思いになってつきあっておきながら、あたしのことも好きだって?」って所。
もしかして、この「恋愛における禁じ手・タブー」とも言うべき行動を、全てのキャラクターが次々ととっていく作品だったりしたら凄いなぁ。
それなら、「あゆき、ついに舞台に上がる*2」もあるかな? まぁどうせ最後は「やす菜エンド」なんでしょうけど・・・(どうにも不満らしい)。

*1:「ハイスクール奇面組」って古っ!w

*2:ついでに「明日太、禁断の恋w」も?