陰からマモル! #01「まもり続けて四百年」

「お隣を まもり続けて 四百年!」


これ毎回言うのかな?
今日見た3本の中では、「様子見」レベルに達したのはこれだけ。
先に他の2本について書いとく。

Lemon Angel Project

なんだか「あぁ・・・」と思いつつ1/20スキップを駆使して、「ごめんね、あみっけ、舞太。君たちのせいじゃない・・・。さよーなら」って感じ。

練馬大根ブラザーズ

ミュージカルにもかかわらず、歌シーンで早見再生という暴挙に・・・。一応最後までは見たけど。
「王手プロダクション」の人が、江原啓之にジャニーさんが憑依しちゃってるようにしか見えなくて・・・。
大根だか、ギターのネックだか知らないが、スピリチュアルならぬフィジカルな接触を繰り返すな。てゆーか、掘る方は良くて、掘られる方はイヤなのか? あ、もちろん大根のことですよw。
てな感じで、これまたさよーなら。

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ラムネの七海をはるかに超越し、最早可愛らしいではなく、可愛そうなレベルに達しているヒロインのゆうなだが、ウザさはそれほど感じなかった。
最後の「幼馴染みは知り尽くしている」云々のシーンで、さりげなく(公式HPのキャラ表に載っているような)メインヒロインの特徴を並び立てるのはなかなか面白い手法だと思った。
一瞬詰まってごまかしてはいたが、「寝る前に必ず見ている」ツーショット写真のことは、当然マモルも知っているのだろう。それどころか、スリーサイズやらほくろの位置まで知っているに違いない。だが、「情報」は知っていても、ゆうなが秘めている(つもりなのだろうがw)「感情」に関しては気付いていないようだ。


普通に考えるならば、「紺若家の人々(特にゆうな)が、陰守家の事を知ってラストへ」か、「知られそうになるが(クライマックス)回避し、やはりドタバタの日常が続く」ってあたりが予想されるところだが、逆に「知らぬは子供達だけ」あるいは「マモルだけ」という展開はないだろうか?
さっきの会話を、「ゆうなはマモルの行動を知っているが、あえて知らない振りで守らせている」との前提で考えると、「私が毎晩あの写真を見ていることを『知っている』とは言えないでしょう。ほら、『知り尽くしてなんかいない』でしょう。恋人同士にもなれるんだから。」と会話の方向性を誘導しているように見えてくる。
まぁ、そこまでひねった設定を用意する必要もないかw。


「宇留千絵」並のネーミングをされている沢菓(さわがし)愛里だが、ゆうなを誘えば当然アホルも付属してくるくらいのことは予想できるわけで、暗にマモルをボウリングに誘っていたのか? その後の会話も明らかにマモルへの好意を示しているし。
やっぱりハーレム状態へ進むのか。忍びとしてのマモルを知っている者*1と、知らない者の間にどのような鞘当てが成立するのか*2は興味深い。
それにしても、何故ゆうなだけが一人で投げ続けてるの?


ところで、「ツンデレ」といったカテゴリー化にはやはり弊害もあるね。愛里を見て条件反射的に「またツンデレか」と思ってしまった。実際問題「流行っているから」投入しているような作品もあるのだろうが、元々数人のヒロインをバランス良く配置しようとすれば「ツンデレ」的傾向を持ったヒロインが登場するのは当然のこと。それらのキャラクターはそれぞれ別個の人格を与えられているはずなのに「ツンデレ」の一言でカテゴライズしてしまうのは(自戒も込めて)、ちょっと安易だなぁと思った。
まぁ、近い内に「12人のツンデレ」的作品が登場して、「ツンデレバブル」も終焉を迎えるとは思いますがw。


これだけ書けるだけでも、当面継続する価値は十分ですな。

*1:次回登場予定の巫女服少女がそうだよね

*2:好意を向ける前提が違う