Canvas2〜虹色のスケッチ〜 #09「瑠璃色のセンチメンタル」


「パリ留学」と来たかー・・・。
第1クールの盛り上げ所はそこなんだろうけど、完全に「エリスvs霧」に絞られてしまっているので*1、1クール作品のようなペース。
一旦締めて第2クールに突入するなら、「さらば、エリス。パリへ・・・」か、「霧、交通事故で昏睡状態・・・*2で、1年後あたりへジャンプするのかな。氷漬け状態で先送りされた関係が再び動き出す(「エリスの帰国」「霧の目覚め」)なんてねw。
だって、ここで決着をつけちゃったら、物語が終わっちゃうし。「エリス勝利」を確定させた上で、満を持して「赤のトラウマ」「筆折り浩樹」の解決に向かうとでも言うのだろうか?


少なくとも今の段階で、「霧>>>>>エリス」なのは確かだ。エリスでは、たとえ徹夜したとしても、浩樹の所望に従って「豚の角煮と煮卵」を用意することなど出来ないだろう。浩樹にしても常識人でいる間は(笑)、精神的な「妹バリア*3」が働くだろうし。彼我の差は圧倒的だ。さらに、「エリスちゃん パリ行き おめでとう」(決定事項!)で追いつめる狡猾さ(嘘)。追い出されて、素直に帰りつつも振り返ってほくそ笑む霧(嘘)。
だが、エリスには絵があるからなー。「赤のトラウマ」「筆折り浩樹」ともに、エリスエンドへ向けた重要なファクターだし。もちろん、「筆折り浩樹」については、その原因に関して霧有利に働く可能性もあるのだが、その克服の過程ではやはりエリス側だろう。


各サブキャラクター達との会話を通じて自分の気持ちに気づいた(って、遅っ!)エリスが告白。で、次回へ。


こうなってくると、朋子の戦線復帰はあり得ないことに。この数回で「エリスの一番側にいる友人」の地位は確立してしまったかのよう。わずかに希望の光(?)が残されているとすれば、今回出てきた薬を飲むシーンぐらい。伏線だと良いけど・・・。「本当に分からないの?だったら・・・」の後に「私が・・・」とか言ってくれていたなら・・・。
いや、「まだだ、まだ終わら(ry」


後は細かいこと。


「2012年対応版」。去年使ってた物なら、現在が2012年ということかな? いや、「2012年度版」とは違うか。


「まだ固くて、色づく前の果実のような・・・」って、官能小説かよ。
ギャグキャラを卒業したと思ったら、エロキャラになってしまったのかw。佳作に入った「水彩の悪魔」の絵は見せてもらえないんですね。
エリスの才能に嫉妬でもしてくれるのかと期待していたけど*4、「応援してるわよ」状態か。


可奈のIME。仮にも恋愛小説家なら「すき→好き」と一発変換されなくてどうする。「すき→隙→好き」とは。

*1:どうにも不満らしいw

*2:どっかで聞いた話かw。逆に「霧=水月」もありか。

*3:この場合、正確には「妹のようなもの」だが

*4:序盤ではそれをにおわせるようなシーン(描きかけの絵を筆でグシャグシャ)もあったのに