メタルパナル
パナソニック インナーイヤーヘッドホン シルバー RP-HJE70-S
- 出版社/メーカー: パナソニック
- 発売日: 2005/04/15
- メディア: 付属品
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私は図体の割に(180㎝)耳が小さいので、初めてヘッドホンステレオを買った高校生の頃から、標準でついてくるイヤホンでは大きすぎて使えないのです。それはiPodであっても例外ではなく、標準の白いイヤホンは3分と持たずに耳が痛くなってしまいます。このイヤホンはそこら中到る所で男女問わず見かけるんですが、みんな痛くないんですかね。
従前使っていたMDウォークマンを買ったときにも、「小さめサイズ」のイヤホンを別途購入して使っていたのですが、今年の春先に断線してしまって、ちょうどその頃「カナル型イヤホン」の存在を知り、パイオニアのPioneer カナル型イヤホン ダークシルバー SE-CL20-J2を代替品として何となく購入して使用してきました。
MD時代はラジオのエアチェックを聴くのが主でしたし、特に不都合はなかったんですが、iPodを買うついでにいろいろ調べてみると、パイオニアのカナル(略して「パイナル」)は「地雷」扱いorz。
確かに、このイヤホンで音楽も聴くようになって気がついたのですが、明らかに低音が弱い*1。
例えば水樹奈々のPOWER GATEを聴いても、ベースが聞こえません。とゆーか、「居ないの？」(そんな訳ないがｗ)って感じです。ドラムもバスドラムが全く･･･。
iTunes→光ケーブル→ミニコンポ*2で試聴してみると、ちゃんと居ます(当たり前ｗ)。
逆に、ギター・ボーカルは良く聞こえます*3。よく、「ドンシャリ」といった表現がされますが、言わば「シャリシャリ」と言えます。
とはいっても、私もたいした耳を持っているわけがないので(せいぜいが声優さんの声を「ある程度」聞き分けられるくらいｗ)、イヤホンに出せるお金は最高でも1万円だなぁと思って、それなりの評判のメタルパナルを買ってみました。ただ、audio-technica ダイナミックインナーイヤーヘッドホン ATH-CK7の発売日が迫っていることもあって少々躊躇もしたのですが、現状の不満点が「低音域」にあることから購入を決断した次第です。
火曜日に買ったばかりなので、まだ「エージング(？)」も進んでいないのでしょうが、端的に感想を述べるならば、「買って大正解」です。
低音について言えば、「ちゃんとバンドがフルメンバー揃ってる」。ベースだけをひたすら追いかけて、少し眠くなったりすることも出来ます。
パイナルでもちゃんと聞こえていると思っていた中・高音域についても、「こんなに鳴っていたのか！」と発見の連続です。「解像感」という表現が当たっているのかはよく分かりませんが、素朴な言い方をさせてもらえば「音の種類が多い」と感じられます。さっきもGUNSLINGER GIRL Singlesの「THE LIGHT BEFORE WE LAND」を聴いて楽しくなっていました。
まぁ、比較対象が他にないので、全ては「地雷」ことパイナルと比べての感想ですし、価格的にも約4倍するので、良くて当たり前とは思いますけどね。これが価格相応の性能なのかどうかもよく分かりませんし。同価格帯の他の製品と比べたわけでもないので。
ただこれより上を見ても、自らの能力不足から違いが分からない可能性があるので、1万円でこの楽しさを手に入れられたので十分ですかね。
また、カナル型では気になる装着感ですが、某掲示板では「逆さ挿し*4」も推奨されていますが、私には違いが分かりませんでした。耳の形は千差万別ですから、各自試行錯誤してしっくり来るポイントを見つけるのが良いと思います。
私も、スティックをぐるぐると回してみましたが、通常に挿して、スティックを頬に押しつけて曲げるのが一番安定しました。長時間装着していると頬に跡がつくかも知れませんがｗ。
さらに低音を極めるなら、笑顔の練習をするときのように、頬の筋肉を上に持ち上げてやると、耳管の形が整うのか、私的「神ポイント」に入ります。とはいえ、人前でそんな顔をキープしているわけにもいかないので、家に一人で居るときに限りますが。もしかしたら、顔が引き締まって小顔になれるかも知れませんねｗ
私の「耳が小さくて標準イヤホンが使えない問題」はカナル型イヤホンと出会うことで解消しましたが、かつて後輩に「耳が大きくてヘッドホンしか使えない」奴がいました。イヤホンだとポロポロと落っこちてしまうらしいです。
ちなみに、立派なお耳を持っているますみんやゆかりんはどうなんでしょうね。逆に「成人最小声優」ことゆみゆみ(志村由美さん)とか。レコーディングなどはヘッドホンなのでしょうが、ラジオ収録はイヤホンなのかな？
人間の耳の形が外部・内部共にそれぞれ違うことから、特にイヤホンに関しては、どの製品が絶対的にオススメとはならないということですね。「聞こえ方」の好みもあるのでしょうし。
