CLUSTER EDGE #01「アゲートという名の少年」

ウーン・・・何かもうちょっと足りない。


「人造兵による代理戦争」、「和平は結ぶものの、人造兵製造工場は存置させてしまうあいまいな決着」あたりは結構ワクワクしてみられた。
何か「臭いものに蓋をする」ように扉を溶接していたり、「宗教的価値観」を自らの主張にとって都合良く解釈している様も良かった。溶接シーンだけど、あれは「演出上『戦い』に蓋をすることの表現で、単に工場の扉を閉めただけだった」のか、「人造兵達をあの扉の先の空間(地下?)に閉じこめた上で、互いに戦わせ続けて、『処分』した」のか、はちょっと気になった。


ただなぁ、そのほかの世界観が全く分からない。
和平後は人造兵はそこらにはいないのかな?主人公達は人造兵じゃないの?冒頭のシーンで、飛行機で脱出(?)したカールスや、置いて行かれた子は?


とにかく誰がどの陣営なのかがさっぱり分からんので、「助けに行く(?)」のもそれが任務だったのか、なにやらよく分からんが「声が聞こえて」行くことにしたのかが分からん。せっかく逃げてきた(?)のに、なすがままに撃墜されてしまうのもよく分からない。人造兵の悲哀なのだろうか?
そういえば、冒頭カールスは2機の飛行機(無人1機?)を飛ばしていたが、そのうちの1機がアゲートの乗っていたものなのだろうか?


キャラ配置的には、明らかに「女の子向け」の匂いがするのだが、LOVELESSだって第1話から楽しんでみられたし、それ自体は視聴に際して問題とはならない。ただ、登場する女性が、揃いも揃って「背景キャラのアホバカ」しか出なかったのはどういう訳か。


次回からは学校に舞台が移るようだから、もう少しはっきりと物語が見えてくるまでは「様子見」かな。