機動戦士ガンダムSEED DESTINY #45「変革の序曲」

※撮り溜めを初見で感想を書いているので、現在から見ると見当外れの記載も多いと思われますが、どうぞご容赦をw


「テロに屈するな!!」


ウーン・・・難しいね。同時並行じゃいかんのか?
武力行使は当然としても(第二射を阻止しなくてはならない)、相手が国家ではないとはいえ(これも現実に対応しているのかは妖しいが、月基地の連合軍は完全にジブリール氏の私兵でしかないのだろうか)、外交カードを完全に切り捨ててしまって良いのか?
次の瞬間にも再びプラントが討たれ、甚大な被害が生じるかもしれないのに。前回の攻撃で、砂時計は3〜4個破壊されていたようだが、犠牲者は100万に届いているのじゃないか(血のバレンタインの際ユニウスセブンでの犠牲者(被害者)が約24万人)。第二射があれば、最低でもそのくらいの被害が予想される。
その程度の犠牲は「対テロ戦争」に伴う崇高な犠牲でしかないのだろうか。


とは言っても、議長からしてみれば、プラントが討たれて何人の犠牲が出ようと関係ないのかもしれないが。新たなセカイを構築するためには、受胎能力の低いコーディネイターなど「出来損ないの人類」でしかないのだろう。このコーディネイターの決定的とも言える欠点は、彼の行動原理の一部かもしれないのだし。
仮に、奮戦及ばず第二射が発射されて、犠牲者が計250万人といった状態になったとしても、議長の選択に対する抗議・批判は許されないのであろう。「それでは君は、テロに屈しろと言うのか?」「テロ支援者だ!」「国家反逆罪だ!」と、公式に消すことも可能だし、例によって非公式な手段で「自殺」「変死」させることも可能だ。それだけの権力者になってしまっているのだから。まぁ、既に最高評議会など議長の独断専行を追認する機関でしかないようだが。


巨星墜つ(爆笑)


なんだありゃ。レクイエム撃って「私はここですよ」と教えたあげく、敵が来てからのこのこ飛び出して、即死亡とは・・・。「ありがとー、さよーなら♪」とか言われてるし、完全に議長の手のひらの上で踊っていただけだったのかも。
これでブルーコスモスは失われたのだろうか?残念ながら答えは「否」だろうな。
議長の「夢」が完全に実現されたセカイでは、最早ブルーコスモスは生まれ得ないだろうが、彼の「夢」が潰えたならば、やはり再びアズラエルジブリールが登場することだろう。
仮に少数であっても、過激な思想を持つ者を零にすることは出来ない(それこそ、全人類を洗脳でもしない限り)。ただ、そのような者達が民衆(多数派)の支持を受け得ないような環境を作ることは可能だろう。議長はそのようなことに必要性を感じていないし、端から「あきらめて」いるのだろう。だからこそ、セカイそのものを作り替えようとしているのか。

あからさまな死亡フラグに、てっきりルナマリアはレクイエムと心中かと思ったんだけど、生き残った(あれだけの至近距離からならさすがに外さないかw)。議長やレイからすればレクイエムの破壊よりも、ジブリール氏の抹殺と、「生き証人」ことルナマリアを消すことの方が重要だったのかもしれない。
それでは、もう一人のタリア艦長の事はどうするつもりなのだろうか。既に他人を信じる必要のない議長は、タリア艦長を(裏切らないと)信頼しているのだろうか?


あまりに平和なアークエンジェル。オーブ国軍に編入?「ロアノーク一佐」?
さすが君主制の国は違うねぇ。あ、もうプラントも同じようなものかw


キラの口から「欲望」w


ザフト制服のままのメイリンたん。今までの例で言えば(アスランディアッカ)、パイロットスーツ以外はモルゲンレーテ*1のものを着用していたと思うが。まぁ、あんな色気もくそも無い服よりは、ちょっと丈が長いとは言ってもザフト制服の方がいいけどw


次回は「真偽ラクス」の対面があるのだろうか。ミーアの巨乳に嫌みを言うラクス様希望w


宇宙の惨劇にエターナル(虎)は何してるんだろう?

*1:だと思ったけど