機動戦士ガンダムSEED DESTINY #37「雷鳴の闇」

※撮り溜めを初見で感想を書いているので、現在から見ると見当外れの記載も多いと思われますが、どうぞご容赦をw


議長の胡散臭さは、前回あらかた書いてしまったので、今回特筆すべき点はあまりない。強いて言えば、彼のあらゆる言動が胡散臭い上に、芝居がかって見えてしょうがないことか。わざわざ衆目の中でレイと交信したり、「情報のエキスパート*1」との言葉によって、メイリンアスランの従前からの計画的犯行(ロゴスのスパイか?)との認識へのミスリードを図ったり。


レイは明らかにアスランへのとどめをシンに実行させていたようだね。グフが相手ならレジェンドでも撃破は容易かったろうに。ギルの意を汲んでいたのだろうか?
シンに対しても、「あれは敵だ」「おまえが討った」「任務だ」と畳みかける。
アスランは錯乱している!」というのも怖い言葉だよね。強大な組織に個人が立ち向かおうとしても、「彼は精神に異常を来している」と切り捨ててしまうことは可能。取締役会で解任動議を出された代表取締役が、興奮して抗議しても、「少々お疲れのようですね(ニヤリ)」などと冷徹な副社長にスルーされる様子を想像した。個人的な抗議活動を狂人扱いした例なんていっぱいあるんだろうなー。
それにしても「存在に意味など無い」とは奮っていたなぁ。レイにとっては人間など「ギルに必要とされている人物」と「生きている意味など無い人物」に二分されるのか。以前、ステラ搬出の際に「どんな命でも、生きられるのなら生きたいだろう」と言っていたが、あれはシンの気を引くための発言だったりして。まぁ、レイにとっては「ギルの邪魔をする者」は既に「命」ですらないのかもしれないが・・・orz
シンがもうちょっと鋭ければ、ここら辺にイヤーなものをもっと感じ取れるはずだろうに。
「あんたが裏切るからいけないんだーっ!!(僕は悪くない)」
相も変わらぬ被害者根性。


アスランが助かるのは、予想通りだが(わざわざデスティニーの剣が刺さる部分をアップにしてくれていたし)、キサカは前回気づかなかったのでちょっと不覚。東アジア共同体(だっけ?)の戦艦艦橋にいたね。メイリンも助かれば良いけど・・・


議長もレイも「アスラン死亡」の認識でいるのだろうか?ミネルバクルーは当局の発表*2以外に情報はないので、疑問*3を抱くのはタリア艦長くらいだろうか。
ルナマリアとシンは「被害者同士(違うw)」慰め合ったのだろうか。


世界の実情、というか「世界をどのようにしていくのか」を知っているのはギルとレイだけ。まさに「世界は僕だー、僕が世界だー♪」*4の状態か。


ザフト宇宙軍事ステーションが出たから、イザークディアッカ登場かと思ったのに、「ヘブンズ・ベース降下作戦」の伏線。


いよいよラクス様立つのか?

*1:初めて聞いたぞw

*2:その内容については我々も知らないが、恐らくは「アスランメイリンスパイ説」だろう

*3:アスラン機撃墜許可

*4:古っ!