機動戦士ガンダムSEED DESTINY #15「戦場への帰還」

ルナマリアメイリン姉妹。
どうにも、新オープニングから良くない未来が示唆されているような気がする。
ちょっと妄想してみよう。


化粧品類大量購入を咎めルナマリアメイリンの態度から、「お姉ちゃんは美人だから良いけど...」的なコンプレックスを感じるのは私だけだろうか。
考えてみれば、姉は、赤服のエリートパイロット(新人だが)で、妹は通信兵。メイリンは姉に対してコンプレックスを抱いているのではないだろうか。メイリンの目に、ルナマリアは超えられない存在として写っているのかもしれない。
割とサバサバしている(スカートの丈以外はw でも、ヒラヒラさせても気にしていないようだね)ルナマリアに対して、どちらかと言えば「ぶりっ娘系(死語)」のメイリン。男性に対する態度や私服にもそれは表れていたが、メイリンは姉とはあえて違うアプローチを取っているように見える。
おそらく普段からすっぴんに近いであろうルナマリアだが、アスランを意識して化粧を始めたりしたら、メイリンはどう思うだろうか。


メイリンの発言を制する形でアスランエスコートしようとしたときにも、ルナマリアは妹を意識した訳ではなかったのでは?天然というか、単純に「かつての英雄であり、凄腕のパイロット。そして、何故かザフトに復帰した、フェイス所属のパイロット。」であるアスランに対して興味があっただけなのだろう。
メイリンは、ルナマリアが思う以上に姉を意識しているのかもしれない。それを表には出していないのだろうが。


ルナマリアメイリンが袂を分かつ日が来るとしたら、メイリンが耐え切れずに爆発する時ではないかと予想しているのだが(しかも、被害者でしかないアスランを巻き込む可能性も高い)、果たして。(双恋・一条姉妹は、双子特有の連帯感、思い出の共有といった和解要素もあり、事なきを得たが)


そういえば、コーディネイター出生率の低下に悩んでいたが、どうなのかね。コーディネイターで、兄弟・姉妹がいる登場人物は、私の記憶している限り、「シン・マユ(恐らくコーディネイターだろう)」と「ルナマリアメイリン」しかいない。キラ・カガリコーディネイター同士じゃないし。兄弟・姉妹がいること自体が特殊という環境において、姉妹関係というのは私たちが知っている以上の緊密さを持っているのか、それとも通常の友達と変わらない感覚なのだろうか。
少なくともシンは妹のマユに対して、特別な感情を持っているとしか思えないキャラ付けをされているが。


スエズ攻略に向かうことになったミネルバだが、仮にアークエンジェルもそちらに向かうならば、カガリやアンディにとって思い出の地に近づくことになるね。覚えていてもらえているアイシャに対して、全く忘れ去られている故アフメドが所属していたレジスタンスの人々は今何をしているのだろうか。