双恋 #12「バレンタイン・パニック」

「双子塚の呪い」、ついに発動
盛り上がってきた。
望ちゃんも、「俺、ピンチ・・・」とか言ってないで。「どうしたらいいんだ?」ではなく、「どうしたいのか?」だろう。
来週、「二人一緒じゃダメかなー?」なんて、頭でも掻きながら言ったりしたら張り倒す!!


菫子vs薫子(この順番がミソw)。チョコレートの材料買いのときから、細かいところまで気が配られている感じ。表情、特に目の表現にこだわりが。
菫子の引け目。薫子の気負い。
「応援してくれるよね?」は、もしかしたら薫子を試したのかも、とも思えた。まあ、実際には、「告白しようと思って」宣言で、いっぱいいっぱいでそこまで考えてはおらず、「ふくぶく屋」を見つめる薫子に何かを感じ、チョコ作り中にカマをかけたということだろう。
「薫子のオマケ」というのは、非常に強く重い言葉だ。菫子は事ある毎にそれを感じていたのだろう。妹とはいえ、双子ならそんなこと関係ないはずだが、便宜上順番を意識することも多いはず。
一条姉妹の関係性は、伝説(笑)の第5話「動き出した時間」で語られていたが、ここでは、ついに互いに抱いていた想いを直接ぶつけ合う。置いて行かれないように一所懸命について行っていた菫子。しっかり考えているように感じられる菫子に対して気負っていた薫子。
判断を望ちゃんに委ねる形で、ここは一旦矛を収めたが、果たして、どちらかが選ばれた場合、さわやかに終ることが出来るのか?


先生、キラ・ユラにまで区別が出来るようになりましたよ!これは悟りですか?
違います。キラの自己主張ですw
もともとおっとりしている(その割には積極的だが...クリスマスとか、クリスマスとか)桜月姉妹の中でも、ユラの方が割と状況を受け入れがちなのだね。
キラは土壇場での行動力・指導力(ユラに対するw)があるようだ。


校門前での接近遭遇。キラ・ユラ(区別がつくのでこう呼ぶw)が隠れて待っているが、「絶対来る!、一条姉妹が先に来る!」と思ってい見ていたら、案の定キタ━━━━(゜∀゜)━━━━ッ!!
二人の気持ちを受け取る望ちゃん。走り去る一条姉妹。凄い形相の望ちゃん。
ここでも、キラの行動力に目を見張るものが。またも凄い形相の応酬wでチョコを渡す。
全編通した、「目元プルプル、瞳ユラユラ」攻撃に、こちらも動揺させられてしまった。


ここで大事なのは、一条姉妹はキラ・ユラのチョコ渡しを知らないが、キラ・ユラは一条姉妹のチョコ渡しを知っている点。チョコの渡し方にもその違いが現れる。「一条さんたちに負けたくない!」という気持ち・渡し方。「私たちのほうがっ!」。


いよいよ大詰め。大方の予想では、薫子エンドとなっているようだ。今までの展開から見れば、私にもそう思える。
がっしかし、今回の神作画を見ていて、あるいは放映開始当初の事を考えると、このアニメのスタッフがそんな簡単なラストを用意しているだろうか?
ここから、一発逆転桜月姉妹エンドだったらスタッフは真の神だ。次回予告は、「プラネテス並にダミーじゃないの?」という不安もあるのだが...
どちらにしろ、ここまでの盛り上がり、放映開始当初からの裏切り度合いをとってみても、良作に終る可能性が高いと思うし、是非ともそうなって欲しい。


ところで、優也とは、全く関係ないところで、薫子の気持ちが固まってしまった。次週最終回、果たしてパーフェクトボーイ(道化)の再登場あるか?