機動戦士ガンダムSEED DESTINY #10「父の呪縛」

マインドコントローーール!!
自分の過去の行動や、父親という自己の存在理由にまでかかわる問題について激しく自己否定に陥っている人間に対して、「君は君だ」だの、「そこにいても良いのだよ」だの、終いには「おめでとー!おめでとー!」だの(違)、その存在を肯定してやる言葉を投げかけるのは、マインドコントロールの常套手段ではないのか?
アスランは馬鹿ではないので、そんな簡単には行かないだろうが、並行的・重畳的に対応を迫り(自己肯定、巨乳ラクス(ミーア)の演説、セイバー託す、巨乳ラクスとの会食)、思考停止状態に追い込まれてしまうのではないか。
この辺の、巨乳ラクスの行動を含めた一連の事象の推移は、すべてデュランダル議長の思い通りなのではないかと。
議長は、アスランに建前上「ザフト」ではない独立部隊になって欲しいのか? 何かあっても「あれも奪取された機体だ」と言い逃れるつもりなのだろうか?


思考停止状態といえば、ブルーコスモスの連中は今さら言うまでもないが、プラント市民もまさにそのような状態だ。巨乳ラクスの演説は、まるで宗教的指導者のよう。「ラクス様がそう言うなら...」だの、「ヤキンでも、ラクス様の演説を聞いた...(じゃあ、君もヤキンを生き抜いたパイロットだなw)」だの、これぞ信者といった反応。ハガレン初期のリオール市民を思い出した。


ミーアよ、ある人物に憧れ、自分もそうなれたら良いとまねをしたりして、あるいは同道に進み、影武者として利用された(議長には「私のラクス」とか言われてるぞ)偽者の末路を知っているのか? 結局本物の輝きには勝てず、自暴自棄になったり、自己崩壊を起こしたりするのが王道ストーリーだ。明日のナージャローズマリーは、珍しい前向きエンドだったが、あれはローズマリー自身に類稀なる成り済ましの才能があったからだ。(余談:前に双恋のラジオで小清水亜美が、アロマグッズだかハーブの話題で、「ローズマリー」という単語が出たとき、やたらと激しく反応していたのは笑った。「ローズマリー!?ローズマリーなのねー!!!」と、よっぽどあのストーリーは衝撃だったのだろう。舞太(門脇舞)や「ゆいん」(伊月ゆい)には通じていなかったが...)
コーディネイターにはあまり貧富の差がないような気もするが、ミーアの生い立ちを聞いて、アスランの同情が愛情に変わるような展開があるのかな。すでに、心動かされているような気もするが。


ラクス(本物)のハロ@三石琴乃(これに対して巨乳ラクスのEnglish赤ハロは折笠富美子だね)がしゃべってる様子が、あまり出てきていないが、前作と同じで「オマエモナー!」などと言っているのだろうか?あれから2年が経って、流行語もいろいろ変わっているが、どうかな。「キタ━━━━(゜∀゜)━━━━ッ!!」とか言う?


来週は、1時間スペシャル。予告画像を見ると、旧クルーゼ隊の同窓会があるようだ。ニコルの墓参りかな?忘れ去られて無くて良かった。キラたちもトールの墓参りに行ってるのかな?その際には、カズイやサイの再登場希望w
ジンが乗り込んでいたポッドは、地球降下時に使用するものだろうが、前大戦の回想シーンなのか、それとも?