グレネーダー〜ほほえみの閃士〜 #08-09「想い出の敵・藍前鉄破」「風花、舞う時・・・」

WOWWOWでの放送分を撮り溜め視聴のため、ネタバレ防止反転処理を原則としています。


だんだん面白くなってきたぞ。
相変わらず、キャラに対する突っ込みを文字で入れるのはどうかと思うが、人名や技名を文字で入れてくれるのには、慣れてきた上にテンポも良くなってる。


今日見た2話は、共に過去と現在の交錯する展開だったが、同じ構図を重ね合わせるなど、演出に一貫性があるように思えた。その中で、秘密が徐々に明らかになり、グングンとストーリーが進んで行くのが身体で感じられるようだった(うまく表現できないが、画面への入り込み方が、階段グラフ状に深まっていく感じ)。


風花は、琉朱菜に対する刺客としては最適のように思えた。
能力的にはそれ程でもないが、弥次郎の戦友であるという属性。それに加えて、琉朱菜による究極の戦法「心の鎧を剥いで、剥き身で向かい合う」をとることの出来ない相手。すなわち、物理的に鎧を剥いでしまうことが、その生死に直結してしまうという、魔の閃きと同化してしまっている肉体。


そして、以前と同じ構図で死の淵に陥る風花と「虎」こと弥次郎。過去と同じ結末になってしまうのか。やはり、手を振り解く風花。共に落下する弥次郎は間一髪で救われる。
ここで一息つくのかと思っていたのだが、滑り出すみかんの風船を弥次郎が一突き、過去や未練を剣で断ち切るように。


天都が視界に入った頃、晴天にもかかわらず舞いだす雪。「風花」(かざはな)⇒晴天にちらつく小雪片。降雪地から風に吹かれて飛来してくる小雪(国語辞典 英和辞典 和英辞典 - goo 辞書より)と呟く弥次郎の頬をすべる水滴。
風花はこの2話でしか登場していないキャラでしかないのに、この美しい演出にやられて喪失感を感じさせられてしまったよ。


道化師の正体は開山道士だった。「魔の閃き」にふさわしい剣士を見出すためにあえて山越えを選んだ。ということは、雪中行軍敢行の時点で彼はこのような考えをもっていたということか。


偽天子様は、おそらく侍女の一人か十天閃の一人による変装といったところなのだろうが、このような謀略を立案したのは彼女と道化師のどちらが先なのだろうか?


バニーコスとうさぎの着ぐるみ風風船、コミカルな動きだけでもサービスだろうに、風船が割れてボディースーツ状になるとは...
ただ、うさぎの着ぐるみはなんとなくリアル高橋美佳子に見えてしまったのだがw


早く続きを見ようっとw


「ご一緒しませんか?」