魔法少女リリカルなのは #12「宿命が閉じるときなの」

フェイトたんは報われないねー。もう一度母さんに会うと決めたとき、予想していたのかな。
娘として愛してくれなくても、私はあなたを、母さんを守る。
モニター越しに母の独白を聞かされたときとは、もう違う。いつでも側にいてくれた、アルフ、バルディッシュ。そして、真剣に向き合い、話し掛けてくれたなのは。
もっと強く、そして可愛くなれるはずだね。


今週も、戦闘シーンの迫力は圧倒的。特に、なのは・フェイトの「初めてのユニゾン」はシビレた。攻撃終了後の、「排気処理」がカタルシスに余韻を与えてるね。
魔法力はともかく、戦闘技術的にはクロノ君のほうが数段上のようだ。なんと言うか、スマートな戦い方だね。なのはが経験を積むことで、あっという間に抜かされてしまうんだろうか。
その彼をしても、血だらけで本陣にたどり着いた。その姿は、やはり子供ではなく職業人としての誇りあるものだ。同じ年恰好に見えても、大人なのだろう。


前回の月詠の感想でもちょっと触れたけど、アニメ毎に重点の置き方の違いが最も際立っているのがこの二つだろう(奇しくも監督・総監督が同じ)。影や暗がりの演出、カメラアングルに共通点は見出せるか。
フェイトがベッドから起き上がるシーンを見ていて、「ここが月詠だったら、『カメラ外して衣擦れの音、次のカットで起き上がってる』みたいな演出だったりして...」なんて思った。素人考えだけどねw


プレシアの退場のさせ方は、まあ、こんなものかな。フェイトには、立ち直るだけの材料が提示されたし。


前回の髪の毛梳かしイベントwで「クロノXエイミィ」に目覚めた私としては、もっと二人の関係に妄想の余地のあるシーンが欲しかったな。エイミィによる通信の私的利用とか。「クロノ、絶対生きて帰ってね!」ぐらいのことは言って欲しかった。次回、庭園からの脱出が描かれるなら、そこで挿入されるといいな。


いつも左手でマイク持ってるゆかりん萌えw(ライブDVDのCM) やっぱりDVD買おうかな。